2007-01-01から1年間の記事一覧

Bye Bye Blackbird

このあいだ、バイトをやめた。 音楽に関わるバイト、レコードをかけ、酒を出すというバイトだった。この人に会っていなければ、私の人生の色味が一気に曇ってしまうような人との出会い、 とても興奮して見た、モータウンやソウルのDVD、 ジャズにもこんな…

tragic

私はやはり悲劇がとても好きで、だから快ばかり求める人間はうんざりする。母親との近親相姦に苦しむ人の文章を読んでから、調子が狂った。その話が本当なのか、作られたものなのかわからないが、メディアが提供する浅薄な話ではない感じがして、本当に悲劇…

unluckey

FUJIROCKで来日していた、feist。 大沢伸一の日記で紹介されていて知ったのだが、驚くほどよい音楽をやっている。とけるような、ハスキーな声で、明るいCAT POWERのようなうたを歌う。このアルバムは、本当に素晴らしい。シンプルな弾き語りもあれば、現代的…

hypocrisy

いろんな音楽を聴いた後に、Sam Cookeを聴くと、その巧みさと真摯さに愕然とする。 神、という言葉を観賞するときにつかう人がいるけれども、彼こそその言葉がふさわしい。多くの人がなし得なかったことをやすやすと成し遂げて、ははは、と笑っているような…

goodbye,but you don’t know how i feel

身近な人との別れが多くて、色々考える。私にとっては今生の別れではないが、彼彼女にとってはそうなのかも知れない。そんなの知ったこっちゃない。涙も出ない。感傷よりも未来での関係性を期待しているから。それでも、悲ししことは悲しい。もっと相手に対…

i couldn’t feel

昨日は、不定期でやっているカバーバンドのライブだった。演奏の前半で、自分と演奏が乖離している感覚があって、それを、見ていた人は力が入っているとか、緊張していた、という風に受け止めたそうだ。調子がよかったとはいえないけれど、光の下でうたうこ…

hey,how do you feel?

更新率が高いのは、テスト中だから。 youtubeを漁るような感じで、ずっと見ていたのだが、Neil Youngの映像がとてもよかった。特に70年代は、おそらく彼が一番苦悩の時期にあった頃だろうが、そのせいなのか、本当に深みを増していて、センチメンタルな雰囲…

i have nothing to grab

また、この人の音楽に絡め取られている。大抵、陰鬱な気持ちや不安を宙に泳がせたままのときに聴いている。youtubeで、いくつも映像を見た。場を静かに吸収する力に満ちたライブ。何の虚勢もきらびやかさもない。 本当に弱い人である気もして、とても魅力的…

Strange Taste

夜中勉強しているときなんか、これを聴きたくなる。特にDisc2はジェフバックリーが死ぬ直前に取り掛かっていた2ndアルバムのデモ集で、アレンジとかが(おそらく)されていなくて、演奏も荒いのだけど、妙にその雰囲気が好きでよく聴いた。特に夜中、妙に…

やけっぱち

ここが悪いから、こうしよう、とか、あぁ、つまんない人間だな、とか、真面目に生きよう、とか、誰かに気に入られたい、とか、寂しいとか、つらいとか悲しいとか不信感とか、死にたいな、とか、少しずつ少しずつ、毎日考えてたんだけど、どうでもいいような…

Break Down and Let It All Out

あけましておめでとうございます。 新年なのに、不安とかしかない。言葉を選んで書いても、いくら書いても、書きたいことを書いている気がしない。こんな人間のことを好きな人間はいるのだろうか?