2009-03-09 さようなら、スミス 昔から、春という季節が苦手だ。なにかが終わって始まることに、不安を喚起されずにはおれない。春の白んだ光の中で美しく見えていたものが、夏には当たり前、もしくはそれ以下のものになる過程を見たくない。最近希望の進学が決まって、新しい混乱に入ったような気がする。それについて深く考えることもなく、4月が訪れそうな気がする。言い聞かせているのは、私はもう子供ではないのだということ。仮面のようなものであっても、それを強迫的に身につけていようと思う。どうなるかわからないけれど。