2013-08-29 Lunatic 狂気の淵にいる人を、白んだ初秋の陽の光のもとでみた。眠り、自己省察し、ときに享楽に身を委ねる世界とは真逆の、 長い夜を鮮烈な意識とともに過ごしたであろう、徴に満ちた姿で、目的性なく進む。 生きながらあちらの世界に連れて行ってくれるのなら、それでも構わない。温かい体液にまみれ、気を失うことが出来るのなら。全くの他者。